靴の豆知識voice
夏の靴ずれ対策はこれで完璧

もうすぐ待ちに待った楽しい夏がやってきます。ショッピングも旅行も大好き。せっかくだからお気に入りの靴でオシャレをして出かけたのに、まだあまり履きなれていないせいなのか?急に靴ずれしてしまうことってありますよね。そう、涼しげなミュールやサンダルってオシャレだけど靴ずれしやすいんですよねー。一度水ぶくれができてしまうと、とても痛くてガマンできない!せっかくの楽しい時間を1日ブルーな気持ちや痛みと共に過ごさなきゃいけなくなって、テンションがダダ下がり……今日は、そんな靴ずれの予防法やケア方法、便利アイテムをご紹介します。
どうして靴ずれしてしまうのか
1番の大きな理由は、靴のサイズが足に合っていないことが原因です。
同じサイズでもメーカーやデザインによって、長時間履くと靴ずれしてしまうものがあるんです。
履きなれている靴でも、ある日突然に靴ずれしてしまうことも。
足の同じ場所と靴が何度も摩擦することによって、水ぶくれができやすくなります。
また、歩き方のクセの影響もあります。
ショップで試着した時は、自分の足にピッタリだと思って購入したものでも、歩く時の重心が特にヒールだと前方にかかり、靴の中で足が動くことによって、同じ場所に摩擦が起こりやすくなるのです。
夕方になって足がむくんだりすると症状はさらに深刻に。
靴ずれの正しいケア方法とは?
それでも水ぶくれができてしまった場合は、皮を破らないようにしましょう。
雑菌防止と痛み止めのためです。
新しい皮膚ができるまでは湿らせた状態を保つのがベストです。
かさぶたができないタイプの「潤滑絆創膏」がドラッグストアで売っているので、それで保護します。
パッドの大きさが傷よりも大きいサイズのものを選ぶのがポイント。
「管理医療機器 家庭用創傷パッド」と書かれているものが高機能絆創膏です。
医薬品を使用の前には添付文書を確認し、用法用量を守って正しく利用してくださいね。
あまりにひどくなってしまったら、面倒がらずにちゃんと皮膚科に行きましょう。
知っておくと便利な靴ずれ防止のテクニック
靴ずれを予防する簡単な予防法は、靴が足の痛いところに当たる場所を見つけ、靴の中か自分の足に絆創膏を事前に貼っておくことです。
また足のほうに、ベビーパウダーかフットパウダーや、ワセリンのような潤滑剤を付けておくのも効果があります。
他には石鹸や蝋(ろう)でも代用できます。
要するに靴の中と足との潤滑剤となるわけですね。
これからの季節は、ミュールやサンダルなど、生足で靴を履く機会が多いので、足に直接付いても安心な原料のものをお選びいただくのが正解です。
特に敏感肌の方はご注意ください。
靴ずれを防いでオシャレな便利グッズ使おう
夏と言えば浴衣ですね。
せっかく素敵に浴衣を着てみても、下駄で足の甲が擦れしてしまっては痛くて、楽しい夏まつりも花火大会も台無しになってしまいます。
こんな時に便利なのが「トングソックス」です。
シルク製で肌色の目立たないものもあり、オシャレの邪魔をしません。履いてダサくなったら嫌ですものね。
5本指タイプのものや、ビーチサンダルにデザイン的に使えるものも多くあり、ファションの幅が広がります。
他にも、サンダルがストレスフリーで履ける「トウレスカバー」や、パンプスを素肌っぽく履ける「バックストラップカバーソックス」など安くて効果的なアイテムがたくさんあります。
知らずに痛い思いをしないように、ぜひチェックしてみてください。