スタッフブログblog
歩き疲れた時の足マッサージ

沢山歩いて足が疲れた時は勿論のこと、寝ていて足がつる時や足がだるい時などは、お風呂で足をマッサージすることで疲れがとれます。このマッサージは足の血行促進を図って体調を整えることにもつながります。
マッサージの前に足掃除
循環器系の疾患のある方はお風呂でのマッサージは体への負担になるので避け床に座ったりベットに腰掛けて行いましょう。
足の裏やかかとがカサカサになっているような時は、足をぬるま湯につけて足裏や指先の角質を柔らかくしてから石鹸をつけた軽石でこすって角質を落としてからマッサージを始めましょう。
もし、ひび割れているときは角質落としをしないで治療しましょう。
また、足の指の爪も爪切りで切ったりヤスリで磨いたりして整え、ぬるま湯の中で爪ブラシを使って爪垢を掃除しておきましょう。
さらに、足の指の間なども丁寧に洗いましょう。
こうすることで、マッサージを行いやすくするだけでなく、足のニオイの発生を防ぐことにもつながります。
この時、爪が巻き爪になっていたり角質が割れて出血している状態に気がつけば、早期に治療を受けることで深いダメージを負うことも防げます。
足の指をニギニギする
足のマッサージは体操などをするときに心臓の1番遠いところから始めるのと一緒で、足の指先から始めます。
まずは足の指先を1本1本もみほぐしていきます。
この時、巻き爪や角質が割れて痛いときは無理に行わず治療をしてからマッサージを始めましょう。
足の指を全部もみ解したら次に足の指を開きます。
足の指を開くには無理に広げずに足の指と指の間に手の指をそっと入れます。
手の指を全部入れることはできないはずなので、足の指が痛くない程度に手の指の先の方だけを入れます。
足の指の間に手の指を入れたら、手を左右に動かして足の指の間をマッサージします。
マッサージを何度か行って慣れてきたら足の指の間にいれたての指を軽く曲げて、握るようにします。
このとき手を握るように足の指も曲げてにぎるようにするといっそう効果的です。
ただし、外反母趾が進行している方などは指が痛くて出来ないので、先に外反母趾の治療を行ってからにしましょう。
足裏をマッサージ
足の指のマッサージが終わったら、次は足の裏をマッサージします。
足裏のマッサージは拇指球の部分から初めて、土踏まずの部分では中央部分を重点的に行い、最後は踵をマッサージします。
足裏が終わったら次は足の甲から初めてふくらはぎの方へ移動していきます。
この時、アキレス腱の部分は強く揉まないようにしましょう。
また足裏を含めて、揉んだ時に痛い場合は決して無理に揉まずに、痛くない程度にこするマッサージから始めましょう。
足裏には体の各部とリンクするツボが多いので、内臓疾患などがある方は足裏の特定の部分で激痛が走ることもあります。
このような時は、無理にマッサージを行わずに信頼のおける病院で相談しましょう。
ヒザ上までモミモミ
つま先から初めてくるぶしとふくらはぎのマッサージが終わったら、膝をマッサージします。
膝は裏側の部分をふくらはぎ部から初めて、ふともも部分へと優しくマッサージします。ただし、膝が痛い方はマッサージを行わないようにしましょう。
また膝をマッサージすると痛い部分がある方はマッサージを止めて様子を見、痛みが続くようであれば、医療機関で診てもらいましょう。
膝のマッサージが終わったら、最後にふともも部分を膝から太もものつけの方へかけてやさしくゆっくりともみほぐします。
なお、マッサージは片足が全部終わってから反対側を行うよりも、足の指先が終わったら反対側の足の指先、足裏が終わったら反対側の足裏というように両足並行して下から上を行っていくのがおすすめです。